梶が谷駅から、大山街道を歩くこと5分。まわりは殆どが住宅で戸惑うほどだ。
「店を出すにあたって静かな場所が良かった」と語る福原氏は、温かな人柄を感じさせる店主だ。
この大将が握る鮨は、口に含むとシャリとネタが絶妙なハーモニーを生み出す。
冬の寒い季節に予約すると、クエやアンコウの鍋もある。
地元で人気なのは、限定40個というおせち料理。
貸切や出張など、用途に応じた相談も可能。
人気店ゆえ、予約は忘れずに。

当店のこだわり

こだわり①鮨職人

大将の接客姿勢に人柄の良さが伝わるカウンターの中心でにこやかに応対する大将の福原直樹氏は山形県新庄市の出身。実家は鮮魚店と海鮮料理店を営む。「子どもの頃から、地元の旬の物を食べて育ち、魚料理に携わる仕事に就くと決めていた」と語る。学生の頃は柔道で鍛えたという立派な体躯の持ち主だ。上京後、高津の寿司懐石店で修業しこの場所に店を構える。

こだわり②おもてなし

鮮魚に真摯に向き合い美味を追求する魚介は、大将自らが毎朝築地に出掛け、若い頃から通う信頼できる店で目利きしたネタを仕入れる。魚によっては新鮮なものを仕入れた後、店で熟成させ旨味の乗ったタイミングで使う場合もあるという。その見極めこそが職人の腕と技の見せ所でもある。板氷を敷いたネタケースには、常に湿度を保ちながら20種弱のネタが並ぶ。

こだわり③シャリ

土台のシャリがあって旨い鮨ができるシャリに使う米はその年に獲れた「魚沼産コシヒカリ」。この米は、旨味は強いが粘りも強いという特徴がある。店主は、米の旨味だけ残した寿司飯に仕上げるため、土鍋を使って米を炊く。土鍋で水分を調節するのだ。一度に炊く量は5合ずつと手間がかかる。しかも、握る時間に合わせて逆算し炊き始めるという念の入れようだ。

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